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 昨年4月、東京から茨城県常陸太田市の旧里美村へ移住した清泉女子大(東京都品川区)卒業生の20代女性3人組がいる。総務省の事業の一環で、同市の地域活性化を任された「地域おこし協力隊」だ。人口減が進む“田舎”の魅力を都会暮らしに慣れた女子目線で再発見し、県内外の人たちに魅力を伝えようと、東奔西走する。



 3人のうち唯一の茨城県内出身者(つくば市)の石川明紗(めいさ)さん(23)は「地元へ戻って就職しよう」と考えていた矢先、この求人にやりがいを感じ、応募。同級生で青森県出身の笹川貴吏子(きりこ)さん(23)は同隊としての9カ月間を「見たことも食べたこともないものがたくさんあって、楽しい」と振り返る。



 チーム名は、フランス語でつなぐ、結ぶを意味する「Relier(ルリエ)」と自ら名付けた。着任したのは、市内で犠牲者も出た東日本大震災で道路も寸断されるなど傷跡が癒えていないころだ。「私たちに何ができるか」とまず考えた。



 初仕事はゴールデンウイーク。恒例の祭りは中止になったが、「がんばっぺ!里美」と銘打ち、黄色いリボンを1つ50円で販売し、収益の一部を義援金に回す活動を展開。旅行会社から転職した東京都出身の長島由佳さん(25)は「常陸太田の人たちとの距離が縮められるきっかけになった」という。



 3人は農作業にも初挑戦。地元でしか獲れない巨大な「里川カボチャ」を使ったプリンを作り、11月以降は東京・下北沢で毎月第4日曜日に開かれる「ママンカ市」で販売するなど、定期的に県内外のイベントでPRに努める。「食」の縁をきっかけに地元の農家の人とのつながりを持ち、旧里美村の魅力を発信する「里美の日」と題したイベントも定期的に開催。



 一方、常陸太田市では「彼女らの活躍は一定の成果がある」(佐藤啓・政策企画部長)とし、来年度はメンバーを増員し、最大7人へ増やす計画だ。



 3人は常陸太田の生活を「結構暮らしやすい」と口をそろえる。インターネットの公式ブログ(http://ameblo.jp/ykm-satomi3103/)では、こまめに情報更新。楽しそうな日常を報告し常陸太田の魅力を発信する。



 常陸太田に足を運ぶ交流人口の増加が課題の一つだが、長島さんは「(常陸太田の)ファンを増やすため2月に地元で伝わる食文化をまとめたレシピの冊子を発行する予定」。石川さんも「常陸太田の名産をネットショップで販売したい」といったプランを描く。(水戸支局 西川博明)





(この記事は社会(産経新聞)から引用させて頂きました)



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