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この連載では、約5カ月に渡って、女性にとっての副業を含めた働き方についてお伝えしてきました。今回は、転職・副業・独立に関するこれまでの話の総括をしたいと思います。
【詳細画像または表】
◆その1:転職や独立は自分の人材価値を頼りにする
「転職先を見極める3つのポイント」のコラムでは、「人材価値があれば新たなチャンスを見つけたり、現在の会社と交渉をしたりすることができる」と、12回転職経験のある経済評論家の山崎元さんからお話をお聞きしました。
人材価値とは、「ある仕事ができます」という“能力“とその能力を使って、今までに残してきた“実績”だということ。
例えば、営業の仕事ができ、社内で2番目の成績を残した、どれくらいの規模の売上を残したという実績などです。営業系の資格を持っているよりも、仕事のなかで残した実績のほうが説得力はありますし、その過程を人に語ることもできるでしょう。
また、自分のいる業界は狭いものです。仕事での評判が噂になり、引き抜かれることもあるのです。
私は独立の経験しかないのですが、独立の場合も同じです。前の仕事の評判や実績が次の仕事を呼びます。つまり、常に気が抜けない状態なのです。独立の場合は人材価値にプラスして自分で仕事をとってくる営業力も必要になります。
自分に人材価値があれば、今の会社が危なくなったり、どうしても人間関係で悩んでしまったりした時にも選択肢を作ることができます。また、企業が雇ってくれない場合も独立をして頑張るという方法も開けてきます。
◆その2:副業は目先のお金よりもスキルアップを優先させる
会社で汎用性のあるスキルを身につけるのが難しいという場合もあるでしょう。また、本当はもっと違う仕事をしたいということも考えられます。
そういった時は、副業として少しずつ自分の希望するスキルを身につけていく方法もあります。例えば、今は事務職だけどパン教室を開きたいという人もいるでしょう。そんな場合はいきなり会社を辞めて起業するのではなくて、自宅で小さく教室をスタートさせ、お客さんがついて売上に目安がついてから徐々に仕事をシフトさせていくなどです。
「資産運用で早期リタイアを目指す人」のコラムに登場いただいた会社員の水瀬ケンイチさんも本業を持ちながらも副業としてブログやコラムで資産運用についての執筆をし、ご自身でも資産運用をすることで早期リタイアを目指していましたね。
「副業で月3万円以上稼いでいる女子」のコラムでは副業で稼いでいる女性2人に登場いただきました。この2人のケースでは稼ぎはよいのですが、スキルの蓄積ができない仕事だったために若干もったいないところがありました。もちろん、お金に困った場合はよいのですがせっかく同じ時間をかけるなら副業でもスキルが貯まるような仕事を目指したいものです。
◆その3:女性の場合は特に早めの決断が吉
「28歳、35歳がキャリア形成の節目」というコラムでは経済評論家の山崎元さんに大きなジョブチェンジは28歳まで、職業人としての自分の完成を目指すのは35歳までというお話をお聞きしました。
女性の場合、結婚や子育て、あるいは親の介護といったライフスタイルの変化も考えられます。そのために、キャリアチェンジやキャリアアップの決断を男性よりも早めに決めていかなければなりません。
私はよく10年後にどういった姿になっていたいのかを計画を立て、そのために5年後はどうなっているのか、今は何をしなければならないのかを考える機会を作るようにしています。手帳のスペースにでも書いておくと日々の仕事の励みになります。
同じ働く女性として、私も悩みはつきませんが、一緒に素敵な女性になっていきましょう。
花輪陽子
1978年三重県生まれ。ファイナンシャルプランナー(FP)、作家・翻訳家。元外資系の投資銀行勤務。OL時代にはまったショッピングによりクレジットカードローンの残高は最大200万円に。お金にコンプレックスがあり、勉強してFPになる。現在は雑誌・新聞・テレビ・ラジオ出演や全国講演などを精力的に行っている。著書に『かしこい節約生活』(大和書房)、『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)など。主な連載:日経マネー「花輪陽子の家計簿コーチング」/Twitter:@yokohanawa/公式サイト:http://yokohanawa.com/
イラスト/本郷史織
(この記事は経済総合(日経ウーマンオンライン(日経ウーマン))から引用させて頂きました)
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