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 <ひと・いき>

 ◇衰えぬ情熱と向上心--安島道男さん(81)

 「自分のためにやっているので、受賞できるとは夢にも思わなかった。光栄です」。漆かき技術の保存・伝承に寄与してきたとして、貴重な伝統文化に貢献した個人や団体に贈られる「伝統文化ポーラ賞」地域賞を受賞し、控えめに喜びを表現した。

 透明度が高く、質が良いことで知られる大子漆の漆かきを始めたのは30代半ば。家計を支えるための農業からの転職だった。漆かきのピークは6~9月。「夏の暑い時期の仕事だから、それが何よりこたえた」と振り返る。

 暑さを避けるために、日の昇る前の午前4時ごろから山に入るのが習慣。若い時は、年間約500本の漆の木から、約40キロの漆を採取してきた。現在は体力の低下に伴い、1年に300本程度にまで減った。しかし、かんなでの傷の付け方や力の入れ方は、今でも模索を続けている。漆かきに対する情熱、向上心は衰えを知らない。

 約10年前から筑西市に住む人間国宝の漆芸家、大西勲さんに対し、自身が採取した漆を提供。「安島さんが採った漆でないと駄目」と全幅の信頼を得ている。「体の続く限りやりたい」。これからも質の高い大子漆を採り続ける。【杣谷健太】

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 ■人物略歴

 ◇あじま・みちお

 旧上小川村(現・大子町)出身。上小川尋常高等小学校、青年学校を卒業後、農業に従事。その後、漆かきとなる。10年11月、日本漆工協会から優秀漆工技術者として表彰を受けた。



11月24日朝刊





(この記事は茨城(毎日新聞)から引用させて頂きました)



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