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光学機器大手「オリンパス」の損失隠し問題で、大手証券会社元社員３人が、海外ファンドへの損失飛ばしや企業買収を利用した損失穴埋めに関わった詳細が、オリンパスの第三者委員会の報告書で明らかになった。
実務を担当した森久志前副社長（５４）らとのメールのやり取りは計２０００回以上に及び、支払われた報酬額は判明分だけで１１億円を超えていた。東京地検特捜部や警視庁は、不正の解明に向け事情聴取を検討している。
報告書などによると、英医療機器メーカー「ジャイラス」の買収を仲介した投資助言会社の日本法人元社長は、野村証券から外資系証券会社に転職後、１９８０年代にオリンパスの資産運用に関わり、当時経理部社員だった山田秀雄前常勤監査役（６６）と知り合った。その後、同じ野村証券出身の投資助言会社の米国法人代表を山田前監査役に紹介した。
(この記事は社会（読売新聞）から引用させて頂きました)
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