日本政策金融公庫鹿児島支店など主催の「女性のための創業セミナー」がこのほど、鹿児島市内であり、近く創業を目指す女性ら２１人が参加した。

　セミナーでは１１年務めたアパレルデザイナーを辞め、０７年行政書士事務所を開いた椋木マキさんが講演。椋木さんは「実績や人脈がゼロのところから始めたが、転職すると仕事の幅が広がる。女性であることを生かしてチャレンジしてほしい」と参加者らにエールを送った。講演会の前後に個別相談会も開かれた。

　セミナーに参加し、来月オープンの美容院の準備を進める児玉千由里（ちゆり）さん（３０）は「他の参加者の話を聞く中で熱意に触れ、いい刺激になりました」と話した。

　同公庫によると、０８～１０年度の個人企業への創業融資のうち、女性起業家の比率は全国平均の２０％に対し鹿児島県では２１～２４％。同公庫こくきん創業支援センター熊本の馬場真二所長は「女性であれば金利が安いなどの創業支援があり気軽に相談してほしい」と話した。【垂水友里香】



２月２５日朝刊





(この記事は鹿児島（毎日新聞）から引用させて頂きました)

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