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 大学時代を過ごした宮城県で東日本大震災からの復興に携わりたいと、京都市職員の白須肇(しらす・はじめ)さん(26)=京都市右京区=が2月末で退職、4月から宮城県庁に転職する。「震災前のような人々の生活や、心安らぐきれいな海を取り戻すために働きたい」と語る。



 京都で生まれ育ち、東北大(仙台市)に進んだ。宮城県石巻市の交響楽団にも加わり、多くの仲間に恵まれた。卒業後、郷里で市職員になった。



 震災直後、大学時代の友人らに携帯電話をかけたがつながらず、仕事が終わると同僚から借りた10円玉を握りしめて公衆電話に走った。やっと連絡がついた友人は「何が起きたのか分からない」と取り乱していた。楽団メンバーの一人が妻と娘を亡くしたことを後に知った。



 被災の大きさを知るにつれ「遠い京都にいることが悔しく」なり、転職を考え始めた。しかし決断できず、迷ったまま、5月末に宮城県に願書を出した。



 6月、京都市からの応援派遣で1週間、仙台市に入った。空いた時間に足を延ばした石巻市。楽団の練習場所だった公民館には大勢の被災者がいた。声をかけようとしたが、言葉が出ない。友達づきあいや進路で悩んだ時に一人で歩いた海岸は、がれきに埋もれ、魚の臭いが鼻をついた。



 「震災から3カ月もたつのにほとんど何も変わってないじゃないか」。その時、心を決めた。6月下旬以降、筆記や面接試験を受け、合格した。「東北は自分を成長させてくれた場所。復興の力になりたい。骨をうずめるつもりです」【古屋敷尚子】





(この記事は社会(毎日新聞)から引用させて頂きました)



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